【神戸新聞杯2025予想】ジョバンニ1週前追い切りで自己ベスト更新!態勢万全の仕上がり

菊花賞への重要な前哨戦「神戸新聞杯」に向け、ダービー8着からの巻き返しを狙うジョバンニ。
1週前追い切りでは自己ベストを更新し、力強く歩を進めた。10日、栗東CWコースで松山弘平騎手を背に単走で追われ、6F79.3─5F64.2─4F50.1─3F35.9─2F22.8─1F11.4の好時計をマークした。全体時計は自己ベスト更新、3Fの35秒9は10日の3F時計最速で、全体だけでなく後半のラップも優秀だ。
これまでの1週前追い切りでは併せ馬が定番だったが、今回はあえて単走を選択。前走日本ダービー時はイレ込みが目立ち、鞍上とのコンタクト重視の調整だったが、今回はスムーズに折り合い、終いも鋭く伸びてきた。中間は4本の追い切りをこなし、疲れも感じさせない。仕上がりに時間を要するタイプではなく、夏を順調に越えたことで状態は着実に上向いていると言って良さそうだ。
春の頂点で味わった悔しさを胸に、秋初戦から勝負態勢を整えたジョバンニ。世代屈指のスタミナと切れ味を兼ね備える同馬が、菊花賞へ向けて再び主役の座を狙う。

