【オールカマー2025予想】レガレイラ完全復活か?追い切りで猛時計連発

古馬中距離戦線の大舞台へ繋がる一戦「産経賞オールカマー」へ向けて、宝塚記念・11着から巻き返しを狙うレガレイラが1週前追い切りを消化。10日、美浦のWコースで3頭併せを行った。
2歳未勝利の僚馬パントルナイーフと、古馬3勝クラスのレッドヴェロシティを先行させ、前半から良いペースで意欲的に追われた。直線では最内から取り付いて一杯に追われ、外のレッドヴェロシティに3馬身先着し、中のパントルナイーフと併入した。時計は6F79.4─5F64.9─4F50.6─3F37.0─1F11.4の好時計をマーク。併せた2歳馬の元気が良く手応えでは見劣るも、長めから追われてしまいも11秒4でまとめてきたのは流石。2週前追い切りは時計を出さない軽めの調整だったが、6日の土曜には美浦の坂路で4F52.5─3F38.1─2F24.7─1F12.1をマークして自己ベスト更新。時計と動きは申し分なく、好調と見て良さそうだ。
2歳時にホープフルS、3歳時は有馬記念と暮れのビッグレースを獲り続けてきたレガレイラだったが、有馬記念後に骨折が判明。骨折休養明け初戦の宝塚記念では11着に敗退。休み明けの中、緩い馬場や持続力ラップなど適性外の条件が重なり、不完全燃焼の競馬となってしまった。
叩かれて良くなっていくタイプでもあり、骨折明けを一度使われて着実に良化してきたようだ。中山はG1を2勝した舞台であり、得意のフィールドで迎える今回、状態面も着実に上昇中だ。上り調子の今なら完全復活を遂げ、再び主役に躍り出る可能性は十分にあるだろう。

