【ムーランドロンシャン賞2025】ゴートゥファースト、追い切りと態勢は順調そのもの

9月7日にフランスのパリロンシャン競馬場で開催されるムーランドロンシャン賞(G1、芝1600m)に出走するゴートゥファースト(牡5、新谷功一厩舎)は、4日にコワイラフォレ調教場のダート周回コースで軽めのキャンターを1周半(約3000m)を消化した。動きは軽快で、遠征2戦目に向けて順調な調整ぶりを示した。
同馬は先月17日にドーヴィル競馬場で開催されたジャックルマロワ賞(G1、芝1600m)で岩田望来騎手とのコンビで5着に善戦。その後も現地に滞在し、30日にはシャンティイのリオン坂路で追い切りを敢行。5ハロンからしまいを重点に伸ばし、横井助手も「前走後も問題なく、普段通りの動き」と好感触を伝えていた。
さらに今月2日にはコワイラフォレ調教場の芝周回コースで約6ハロンの追い切りを実施。2頭を追走する形で脚を伸ばし、馬場状態は前回より悪化していたが、それを経験できたことを横井助手は「現状の馬場を踏まえると好材料」と評価。疲労も感じさせず、コンディションは維持されている。
今回はギュイヨン騎手との新コンビで挑む。現地適応を進めてきたゴートゥファーストが、遠征2戦目でどこまで上積みを示すか注目される。なお、本競走はJRAでも海外馬券が発売される。

