【CBC賞2019予想】中京で無敗の穴馬グランドボヌール
今週はサマースプリントシリーズ第二戦目となるCBC賞が中京競馬場で開催されます。第一戦の函館スプリントステークスが7頭と少頭数での開催となってしまいましたが、今回は登録14頭かつ高松宮記念の2着セイウンコウセイと3着ショウナンアンセムがここから始動ということで注目のレースとなりました。
人気が予想される馬の中でアウィルアウェイ、レッドアンシェルが中京駅馬上初参戦となり、さらに生粋の逃げ馬が不在というスプリント戦では珍しいメンバー構成となっており展開をどう読むかも鍵となりそうです。
そこで今回注目してみたいのが中京コース3戦全勝のグランドボヌールです。成績を見ると勝つか大敗といった極端な内容の多い馬で、前走の安土城ステークスでは見せ場なく退き12馬身差の10着大敗と、今回も人気薄が予想されます。
安定感という点では非常に買いにくい馬ではありますが、前述の通り中京巧者ということもあり、今回は格上挑戦ということを差し引いても“お買い得”な一頭と言えそうです。また、過去10年のデータを見ると5,6歳馬の強いレースという点も5歳馬のグランドボヌールにとっては追い風となります。
近走では2,3番手追走という競馬が続いていますが、昨年12月の中京日経賞までは逃げて突き放す競馬も見せているため、生粋とは言えないかもしれませんが逃げる下地はあり、マークの薄いうちにあれよあれよで逃げ切り勝ちもあり得るかもしれません。
中4週のローテーションも理想的であり、今回は狙いやすい条件の整った穴馬と言えます。