15日(木)に門別競馬場で第28回目となるダート1200m戦の北海道スプリントカップが開催されます。今年から3歳馬限定、さらに8月開催と変更され、3歳短距離路線に向けた新たな選択肢として生まれ変わりました。

種牡馬入りしているシゲルカガやダノンレジェンド、さらに後に大成しているヤマニンアンプリメ、ダンシングプリンスなどが勝利してきたレースで、条件が変わっても引き続き活躍馬が誕生するか楽しみなレースです。

今年は13頭立てで行われる予定となっており、中央からは逃げて結果を残してきたジョーローリット、エスカルがいずれも内枠に入ったことから前が速くなることが予想されます。

逃げてもよし、2番手でもよしのエートラックス、チカッパにとっては、前に強力な逃げ馬を見る形で競馬ができそうな今回はともに勝ち負けが期待できそうです。

地方馬では7戦4勝のピコイチがここ数戦の安定感から注目したい一頭です。前走では後方待機から2着に入る新味を見せており、先行、差しともに崩れないのは魅力です。

また、前走では今回もぶつかるトラジロウに敗れたストリームも、普段よりやや後ろ目での競馬だったこともあり、改めて見直したい一頭です。ダノンレジェンド産駒が4頭登録している中でも、楽しみな1頭といえそうです。