【朝日杯FS2025】アイガーリーが回避、フレグモーネ発症で放牧へ

朝日杯フューチュリティステークスに出走予定だったアイガーリー(牡2、秋山真一郎厩舎)が、同レースを回避することが明らかになった。15日に小谷野宗靖オーナーが自身のインスタグラムで出走断念を発表し、翌16日、秋山調教師がその理由をフレグモーネの発症であると説明した。
アイガーリーは前走のG2デイリー杯2歳ステークスで、武豊騎手と初コンビを組み3着に好走。朝日杯FSでも引き続き武豊騎手が騎乗予定で、注目を集めていた。オーナーは当初「脚のけが」として出走回避を報告していたが、調教師によると診断の結果、フレグモーネによるものだったという。
同調教師は「症状は軽く、すでに軽い運動を再開できる程度」と説明しており、今後は放牧に出される予定だとしている。大事を取っての判断となった。
アイガーリーは今春の千葉サラブレッドセールで6100万円(税抜き)で落札された馬で、小谷野オーナーがJRAオーナーとして臨んだ初陣の新馬戦を勝利。重賞でも結果を残し、将来を嘱望されていただけに、今回の回避は惜しまれるが、早期回復と今後の復帰が期待される。

