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【マイルCS2025】秋2戦目のジャンタルマンタル、軽めの追い切りで本番へ万全

2025/11/13 17:35
【マイルCS2025】秋2戦目のジャンタルマンタル、軽めの追い切りで本番へ万全

11月23日に京都競馬場で行われる「マイルチャンピオンシップ」に向け、富士S・2着から臨むジャンタルマンタル(牡3、高野友和厩舎)が1週前追い切りを消化した。

12日、栗東坂路で単走。序盤はゆったりと入り、ラストで軽く仕掛けられる程度の内容で、4ハロン53秒2-3ハロン38秒4-1ハロン12秒0をマークした。安田記念の1週前追い切りでは自己ベストを2秒3更新する50秒1の好時計を叩き出しており、今回は一見すると控えめな調整に映る。しかし、当時は香港マイル・13着後の長期休養明けで負荷をかける必要があった。一方、今回は富士Sでひと叩き済み。状態はすでに整っており、軽めの内容でも十分な仕上がりと判断できる。

1週前追い切りでは主戦の川田騎手が騎乗して全体時計を出すのが定番だが、この日は助手が騎乗。ラストだけを仕掛ける形で調整を終えた。高野調教師は「前哨戦を使って体ができているので、もう強く攻める必要はない」と語り、万全の態勢で本番に臨む構えを見せる。

なお、前走の富士S時の追い切りでは、川田騎手が騎乗して栗東坂路で4ハロン51秒8-11秒6(馬なり)をマーク。最終追いでも4ハロン52秒9-11秒7と上々の動きを披露していた。久々の実戦ながら本番を見据えた仕上げで臨み、59キロの斤量を背負っての2着は内容として濃いものだったと言える。

休み明けを叩かれて状態は確実に上向き。G1・マイルチャンピオンシップの大舞台で、再びその実力を証明する走りを見せる準備は整ったと言えそうだ。 

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