JRAは9月1日、海外G1レースの馬券発売を正式に発表した。対象はアイリッシュチャンピオンS・G1（9月14日、日本時間1時30分発走予定、アイルランド・レパーズタウン競馬場・芝2000m）と凱旋門賞・G1（10月5日、日本時間23時5分発走予定、フランス・パリロンシャン競馬場・芝2400m）の2レース。

発売方法は、ネット馬券（即PAT、A―PAT）がアイリッシュチャンピオンSは9月13日7時から発走予定時刻の2分前まで、凱旋門賞は10月5日7時から発走予定時刻の2分前まで。UMACA（競馬場、ウインズ他）も両レースで発売され、UMACAスマートでの購入も可能だ。発売式別は単勝・複勝・馬連・ワイド・馬単・3連複・3連単の7種類で、オッズはJRA独自で設定される。

出走予定のJRA所属馬は、アイリッシュチャンピオンSにシンエンペラー（牡4歳、栗東・矢作芳人厩舎、父シユーニ）、凱旋門賞にはアロヒアリイ（牡3歳、美浦・田中博康厩舎、父ドゥラメンテ）、クロワデュノール（牡3歳、栗東・斉藤崇史厩舎、父キタサンブラック）、シンエンペラー、ビザンチンドリーム（牡4歳、栗東・坂口智康厩舎、父エピファネイア）が名を連ねる。日本馬の海外G1挑戦は注目度が高く、ファンの期待が集まる一戦となる。