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【JRA】ジャスティンパレスは年内で現役引退、来春からアロースタッドで種牡馬入りへ

2025/10/16 20:58
【JRA】ジャスティンパレスは年内で現役引退、来春からアロースタッドで種牡馬入りへ

2023年の天皇賞・春を制したジャスティンパレス(牡6、杉山晴厩舎)が、年内で現役を引退し、引退後は北海道新ひだか町のアロースタッドで種牡馬入りすることが決定した。16日、管理する杉山晴紀調教師が発表した。

今後は現役生活のラストシーズンとして、11月2日に東京競馬場で開催される天皇賞・秋(G1、芝2000m)、11月30日に行われるジャパンカップ(G1、芝2400m)、そして12月28日の有馬記念(G1、芝2500m)の3戦を予定している。杉山師は「数少ないレースになるけど、ひとつでも多くタイトルを取らせられるようにがんばりたい」とコメント。悲願のG1・2勝目を目指し、再び名門の意地を見せる覚悟だ。

ジャスティンパレスは、2022年の神戸新聞杯、2023年の阪神大賞典、天皇賞・春と重賞3勝を挙げた実力馬。長距離戦での安定感と持久力には定評があり、春の盾を制した際にはスタミナと底力を存分に示した。以降は勝ち星から遠ざかっているものの、前走・宝塚記念では10番人気の低評価を覆して3着に好走。復活を印象づける走りで、ファンの期待を再び高めた。

現在は栗東トレセンで天皇賞・秋に向けて入念な調整を行っており、仕上がりは上々。ターフを去るその日まで、一戦一戦に全力を尽くす。重賞3勝馬としての誇りを胸に、引退ロードでの輝きを取り戻す姿に注目が集まる。 

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