キタサンブラックのお相手はジェンティルドンナの母など、初年度は150~200頭
昨年ラストランの有馬記念を優勝し、有終の美を飾って引退したキタサンブラック。引退後は北海道の牧場で種牡馬としての生活を送ることになりますが、初年度の種付け料は500万円と通常の初年度種付け料の相場が50万~200万円であることを考えると、かなり高額な金額がつきました。
気になるお相手ですが、国内外のG1で7勝を挙げているジェンティルドンナの母ドナブリーニ、オーナー自身がフランスで買い付けたディステインなどがすでに決定しており、試験種付けも順調のようで、種牡馬としての新たな生活は着々と進行している模様。
キタサンブラックが初年度で予定している種付け頭数は150~200頭。昨年新種牡馬としてデビューしたロードカナロアが254頭、オルフェーヴルが244頭、エイシンフラッシュが204頭という頭数を見ても、種牡馬として見込まれていることが分かります。
主戦騎手の武豊騎手も「あの大きさですごく走りが軽い。だから種牡馬としても楽しみ。スピードもあってパワーもある。バクシンオーの血とウインドインハーヘアの血が両方入っているんだから。日本の競馬にすごくマッチすると思う」と種牡馬としての活躍にも太鼓判を押しております。
順調なら2021年の夏には、キタサンブラックの仔がデビューすることになりますが、数年後には競馬場で彼の仔たちに会えると思うと、今から楽しみでなりません。次回キタサンブラックが公の場に姿を見せるのは2月6日の種牡馬展示会の予定。