【マーキュリーC予想2024】中央からの移籍馬ヒロシクン、重賞初挑戦でも好調継続か

15日月曜日は海の日で祝日となっていますが、盛岡競馬場では秋競馬へ向けた重要ステップレースでもあるマーキュリーカップが開催されます。秋の大舞台となるJBCクラシック、チャンピオンズカップ、東京大賞典と続く古馬ダート中距離路線に向けて新星台頭が期待されるレースです。

過去には2009年のマコトスパルビエロ、昨年にはウィルソンテソーロがこのレースを勝利後、勝ちには恵まれていないもののJpn1で2着に入る活躍を見せており、毎年大物輩出とはいきませんが、Jpn3とはいえ侮れないレースとなっています。

盛岡競馬場は地方競馬にしては起伏のある地形となっており、2000mコースは2回坂を越えなければならず、タフなレースになりやすいです。

今年の出走予定馬では、先行力が魅力ながら重賞では勝ち星に恵まれていないホッコータルマエ産駒のメイショウフンジンに注目が集まります。

ブリリアントステークスを勝利してはいるものの、今年は佐賀記念、前走のアンタレスステークスともに3着と、思うように賞金加算ができておらず、秋の大舞台に立つためにも相手関係が軽いうちに勝利しておきたいところです。

実績上位の馬では海外遠征をはじめ強豪相手に競馬をしてきているリーチザクラウン産駒のクラウンプライドがこのメンバー構成なら巻き返しが期待できそうで、大敗が続いている中での夏競馬参戦で復活の走りができるか注目です。

地方勢では今年5月に中央から岩手に移籍し快進撃が続くドレフォン産駒のヒロシクンに期待がかかります。

前走の一條記念みちのく大賞典は、相手関係が強力だっただけに陣営としては大きなチャレンジだったかもしれませんが、連勝が止まっていません。

「夏は格より調子」の格言からいくと、中央勢に一泡吹かせる可能性も十分で、単勝に妙味がある1頭といえそうですね。