ミッキーファイトはJBCクラシック参戦へ、帝王賞Vの勢いそのままに

7月2日の帝王賞でG1級初制覇を飾ったミッキーファイト(牡4、田中博康厩舎)が、次走にJBCクラシック(Jpn1、ダ1800m)を予定していることが明らかになった。11月3日に船橋競馬場で行われるダート王決定戦に向けて、陣営は万全の態勢を整えていく構えだ。5日、同馬を管理する田中博康調教師が正式に表明した。
前走の帝王賞では、スタート直後から好位の2番手を確保。道中でスムーズに先頭へ立つと、そのまま押し切って後続を完封した。鞍上のC.ルメール騎手も「未来のダートのスーパースターホース」と絶賛するパフォーマンスで、今後の飛躍を予感させる内容だった。
これまでJRA・地方問わず堅実な走りを続けてきた同馬だが、今年はJBCクラシックを最大目標に掲げており、その初戦となった帝王賞を制したことで、計画通りのローテーションで進んでいる。
JBCクラシックはダート中距離の最高峰とされる一戦で、例年トップホースが激突する舞台。ミッキーファイトにとっては、同世代の怪物フォーエバーヤングとの再戦が大きな見どころの一つとなりそうだ。

