2020年高松宮記念覇者、モズスーパーフレアが引退。繁殖入り

2020年の高松宮記念の覇者モズスーパーフレア(牝6、音無秀孝厩舎)が競走登録を抹消し、現役を引退したことが明らかになった。今後は北海道浦河町の谷川牧場で繁殖馬となる予定。15日、JRAが発表した。

モズスーパーフレアは2017年8月にデビュー。着実に勝利を積み重ね、3歳時にオープン入りを果たすと、2019年3月のオーシャンSで重賞初制覇を達成。2020年の高松宮記念では2位入線だったが、1位に入線したクリノガウディーの降着により繰り上がりで1着に。

その後も短距離路線を中心に戦い続け、ダート戦にも出走。JBCスプリントでは2年連続で掲示板内に入った。12月12日のカペラS・4着がラストランとなった。

モズスーパーフレアは父Speightstown、母Christies Treasure、母の父Belong to Meという血統の米国産馬。通算成績は29戦7勝(うち地方2戦0勝)。獲得賞金は4億429万9000円(うち地方1800万円)。モズスーパーフレア号、お疲れさまでした。