【JRA中山金杯2025予想】激走が期待される穴馬候補は?6歳馬2頭に妙味あり
正月競馬の中山メインに組まれているのは芝2000mで行われるハンデG3の「中山金杯」です。
人気の中心は天皇賞・秋で3着に入ったホウオウビスケッツで、今回は短期免許来日中のドイル騎手との初コンビで挑む予定となっていますがハンデ59.5kgを背負わされる点は気がかりです。
過去10年のデータを見ていくと勝ち馬は5番人気以内に限られる一方で、2着は6頭が6~8番人気、3着は4頭が9~11番人気となっており馬券検討が難しいレースとなっています。
年齢別では4歳馬、5歳馬に分があるものの、人気薄の台頭は6歳馬に妙味があるレースとなっており、今年の出走予定馬ではパラレルヴィジョン、アルナシームに注目です。
昨年のダービー卿チャレンジトロフィーの覇者でもあるパラレルヴィジョンですが、ここ3戦は二桁着順での大敗が続いているため、久しぶりの中山参戦で復活を狙います。今回は短期免許来日中のマーカンド騎手を確保しており、芝マイル路線が主戦場の馬ですがコース適性を期待しての参戦と思われ、ここ数戦の大敗と距離延長で嫌われるようだと馬券妙味がある一頭と言えるでしょう。
アルナシームは前走マイルチャンピオンシップ11着以来の競馬となり、京都金杯の選択肢もあるなかで中山金杯のみ登録と、あえての遠征かつ距離延長に未知の魅力がある1頭といえます。中山芝コースは2戦して着外2回と結果が出ておらず、人気は上がってこないと思われますが、昨年の中京記念の勝ち馬で、G3ならパラレルヴィジョン同様に十分勝ち負けが見込めるだけに、馬券には絡めておきたい一頭ですね。