藤田菜七子騎手、WASJ初参戦!憧れのリサ・オールプレス騎手と直接対決ついに実現か
24日(土)、25日(日)に札幌競馬場で開催される「2019ワールドオールスタージョッキーズ(WASJ)」に騎乗する騎手14名が決定した。5日、JRAが公式ホームページで発表した。以下は出場騎手一覧。
WASJ出場騎手(JRA代表)
- 戸崎圭太
- 三浦皇成
- 浜中俊
- C.ルメール
- 川田将雅
- 武豊
- 藤田菜七子(美浦・根本康広厩舎)
WASJ出場騎手(地方競馬所属騎手)
- 吉村智洋(兵庫・飯田良弘厩舎)
- 的場文男(大井・東京都騎手会)
WASJ出場騎手(海外招待騎手)
- リサ・オールプレス(ニュージーランド)
- ジュリアン・ルパルー(アメリカ)
- ミカエル・ミシェル(フランス)
- コルム・オドノヒュー(アイルランド)
- カリス・ティータン(香港)
補欠騎手
- 田辺裕信
- 福永祐一
- 永森大智(高知・雑賀正光厩舎所属)
ワールドオールスタージョッキーズ(WASJ)は、JRA所属騎手・地方競馬代表騎手・外国からの招待騎手が集い、4競走のポイント制で行われるシリーズ競走。2014年までは秋季に行われていたが、夏季競馬を盛り上げる試みとして、2015年からは夏季の開催となった。
4競走ごとに着順に応じたポイントが与えられ、個人のポイントを比較し、「総合優勝」、「2位」、「3位」の上位3名の騎手に賞金・賞品が与えられる。また、外国騎手・地方競馬代表騎手とJRA所属騎手の2チームによる対抗戦も併行して行われ、合計得点の多いチームに賞品が与える。
過去には、イギリスのヘイリー・ターナー騎手や、オーストラリアのケイトリン・マリヨン騎手、ニュージーランドのサマンサ・コレット騎手など、海外招待騎手は女性騎手の参戦が多かったが、日本国内からの女性騎手の選出は藤田菜七子騎手が今回初となる。
今年は藤田菜七子騎手、リサ・オールプレス騎手、ミカエル・ミシェル騎手が選出され、ワールドオールスタージョッキーズ史上最多となる3名の女性騎手が参戦する。
とくにリサ・オールプレス騎手は、藤田騎手が以前から「尊敬する女性騎手」と公言しており藤田騎手にとっては憧れの騎手となる。藤田騎手本人も「憧れの存在。一緒に乗るのが楽しみです。いろいろと勉強させていただきたい」とコメントしており、シリーズ参加へ胸を高鳴らせた。
先月はスウェーデンの国際女性騎手招待競走「ウィメンジョッキーズワールドカップ」に出場し、見事総合優勝を果たした藤田騎手。今月10日には世界の12騎手で争われる英国の「シャーガーC」にも参戦する予定となっており、積極的に世界へ挑戦する姿が目立っている。果たして初参戦となるWASJでは、海外から来日する名手や国内の先輩騎手を相手にどのような騎乗を見せてくれるのか。新たな魅力を見せてくれるのを楽しみにしたい。
参考:JRA