【習志野きらっとスプリント2023予想】南関馬が今年も優勢か?注目2頭をピックアップ!
火曜日は船橋競馬場でダート1000mの「習志野きらっとS」が開催されます。6月頭から日本を縦断して行われてきた地方競馬スーパースプリントシリーズを締めくくる一戦で、最終戦にふさわしい1着賞金3100万円の高額レースとなっています。
ダートの1000mは中央競馬では函館、札幌開催でも行われている距離設定ですが、地方競馬では800m戦など更に短い距離設定もあり、ダート短距離は地方のほうが充実している印象。ダート電撃戦のスペシャリストが集まる同レースは見どころたっぷりな一戦となります。
過去のデータをみると、交流重賞実績がある馬が圧倒するケースが多く、2020年のノブワイルドはさきたま杯3着、昨年の覇者ギシギシは東京スプリント3着の実績がありました。
また南関東所属馬が強いレースとなっており、他場の馬では2011年から2013年に笠松所属のラブミーチャンが3連覇で勝利しているものの、当時の実績は他と比較しても抜けており、よほど能力がある馬でないと他場所属ではこの舞台で勝ち負けも難しいだけに、今年も南関東所属馬から馬券検討に入りたいと思います。
そこで今回は南関東所属馬のキズナ産駒でシルクレーシング所有のローウェルに注目しました。
ローウェルは父キズナという血統背景もあって中央の芝でデビューし、1番人気支持を受けるも11着大敗。そこからダート路線に切り替えて3勝クラスまであがってきましたが、頭打ちと判断されたか、5歳になった今年から大井・藤田厩舎に移籍しています。移籍後は森騎手騎乗で4戦2勝2着2回とパーフェクトな戦績。近走見せている高い安定感を評価し、同馬を中心視した馬券で勝負したいと思います。
その他には南関東所属の3歳馬牡馬メンコイボクチャンが登録しており、53kgの軽い斤量と前走で若潮S1着という勢いもあり新星誕生なるか注目です。
ローウェル、メンコイボクチャンともに上位人気想定となりそうですが、枠順も左右するレースだけにどの枠に入るかも含めて注目しておきたいところです。