根岸S2016有力馬情報タガノトネール・上積み見込めるフェブラリーSまで期待
昨年の盛岡で行われた、マイルチャンピオンシップ南部杯(G1)の2着馬、タガノトネールが、2016年初戦の舞台に選んだのは、フェブラリーステークス(G1)の前哨戦である、根岸ステークス(G3)。ここを叩いて、昨年マイルで好走した実績を武器に2月のG1に殴り込みをかける予定であろう。
2015年シーズンは充実の1年だった
2月に準オープンを卒業すると、ダート短距離~マイル路線を走り続け、秋になって、地方交流G1で2着になるまで成長した。
春の4月に行われた、オープンの京葉ステークスでは、9番人気15着に惨敗しており、さすがにクラスが上がってからは厳しいとみていたが、このクラスのペースや展開に慣れてきたのか、徐々に好走し始め、遂に秋には、ダートのマイルG1にあと一歩というところまで迫った。
前走の武蔵野ステークス(G3)も、前半800メートルが46.1と速いラップを刻みながら、逃げての2着に踏ん張っている。
順調に強くなっている
今回の距離1400メートルは昨年、佐賀で行われた交流重賞・サマーチャンピオン(G3)勝ちを含めて、全7勝中で4勝を挙げている得意距離でもある。
昨年は、1年フルに走り続けてきており、リフレッシュをして、今回の舞台に臨むことになる。使われながら強くなってきたところがあるため、1度叩いてからのほうが上積みは見込めそうなタイプに感じるが、馬の充実度は、出走メンバー中でも最上位なだけに注目してみたい。
ここを仮に惨敗しても、叩いて上積みの見込めるフェブラリーステークスまでは要チェック。