【オーシャンS予想2017】好条件満載コスモドーム!
芝短距離戦線は混沌としてきました。今年初戦を迎えたネロ、シュウジは1番人気ながらまさかの大敗を喫しました。復活ののろしをあげたダンスディレクターはまさかの骨折。ビッグアーサーも高松宮記念の回避を決め、名誉挽回のチャンスをもらえた藤岡康太騎手としてもがっくり、といったところ。
こうなると、中京巧者でもある昨年のスプリンターズS勝ち馬・レッドファルクスに期待はかかりますが、この馬も前走・香港スプリントを見る限りは絶対の信頼が置けるところまでは来ていません。となると、今週のオーシャンS組にも今年はチャンスはあるのではないか?荒れる重賞として名高いレースのひとつではありますが、万馬券というのはそもそも「誰も考えていない馬が来た」から万馬券なのであって、戦前から「穴馬」と言っている時点でそれはもう極論をいえば「人気の一角」になるわけです。
そんな観点から今回は「穴馬」コスモドームを推奨。戦績を見れば35戦5勝で【5-4-3-23】と、中々人気を被ることのなさそうなデータでしょう。とはいえ、今回は買える材料が「コース」「ローテーション」「鞍上」の3点揃っていますのでご紹介いたします。
まず中山コースに限って戦績を見てみると【1-2-2-4】と、3着以内のほうが多くなるほどの適性を持っています。反面、東京ではほぼ買えない馬と思われますが、コースによって成績にメリハリが激しいという馬です。続いて、ローテーションを見ると、今回は中5週で挑みますが、この間隔では連対率が過去50%。こちらも通算戦績と比較するとこの馬としては驚異的な数値です。
最後に鞍上です。今回は松岡騎手が騎乗予定ですが、前々走のラピスラズリSで12番人気ながら6着。しかも脚を余しての6着。オープンでもやれる馬、ということは前走のナックビーナスとの戦いでも証明しています。印でかなりナックビーナスと開きはしましたが、松岡騎手も脚を余した納得のいかない騎乗で再度チャンスをもらったわけですから、今回こその思いは誰よりも強いはずです。