大阪-ハンブルクカップ出走のレコンダイトが4強と目される春の天皇賞の牙城を切り崩す!
今年の春の天皇賞はゴールドアクター、シュヴァルグラン、キタサンブラック、サウンドオブアースの4強オッズが予想されます。過去の4強と目された春の天皇賞といえば、大波乱だったことを覚えているでしょうか?
2004年開催の第129回天皇賞(春)ではネオユニヴァース、ザッツザプレンティ、リンカーン、ゼンノロブロイが人気を分け合う構図となっていましたが、序盤から10番人気のイングランディーレが大逃げの展開。人気薄の逃げに対しノーマークだったのか、そのうちタレるだろうと思っていたら見事にそのまま押し切り勝ちを決めました。4強の一角からは、かろうじてゼンノロブロイが2着に入れましたが、実質惨敗といえる結果。今年も歴史は繰り返すんでしょうか。
というわけで、わたしが推奨したいのが今週の大阪-ハンブルクカップに登録しているレコンダイト。現在の本賞金だけでも今年の春の天皇賞なら除外はないかもしれません。そういう意味ではここでちょい負けて本番でもいいのかもしれませんが、陣営は先週G1馬たちを撃破したアンビシャス管理の音無調教師。
ここは武豊騎手を再度確保で勝ちに来ています。春の天皇賞まで抱き合わせの依頼かはわかりませんが、前走の中日新聞杯は距離がやや短いながらも3着。左回り巧者の貫禄を見せ付けました。血統も筋が通っており、オークス馬サンテミリオンを輩出したモデックにハーツクライ。サンテミリオンと違い、やや晩成に出ました。ハーツクライ産駒は古馬になって化けるのはジャスタウェイでおなじみ。
昨年もこのレース出走で2着に負けていることもあり今年こそ、といったところでしょうか。毎年荒れるハンデ戦だけに1番人気は鬼門かもしれませんが、ここの結果がどうであれ春の天皇賞出走なら要注意の馬になりますよ!