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【JRAオールカマー2025】レガレイラvsドゥラドーレス、兄妹対決の結末やいかに?

2025/09/19 14:59
2025/09/19 18:03
【JRAオールカマー2025】レガレイラvsドゥラドーレス、兄妹対決の結末やいかに?

日曜の中山メインは秋のG1戦線をにらむ重要ステップ「オールカマー」が行われる。今年は前走1着馬がおらず、人気が予想される上位勢も休み明けが目立つ。宝塚記念・11着から巻き返しを狙うレガレイラもそのうちの1頭で、G1・2勝という実績から人気を集める存在となりそうだ。

同様に人気を分け合う形で注目を集めるのは、同じく母にロカを持つ兄のドゥラドーレスだ。

ドゥラドーレスは重賞勝利こそないが重賞実績【0-2-1-1】と安定感は抜群。圏外に敗れた唯一のレースも桜花賞4着と内容は濃い。今春からはエプソムC、七夕賞で連続2着と着実に力を付け、本格化の兆しを見せている。勢いを重視するなら、春夏を通じて好走を続けてきたドゥラドーレスが上位評価の筆頭に挙がってもよい。

2走前のエプソムCでは、スタートで後方に構えたもののルメール騎手の絶妙な外差しが冴えた。例年なら勝ち切ってもおかしくない内容だったが、レコード決着に屈しての2着。ルメール騎手は「スタートが遅く後ろからになったが、この馬場でもいい伸びを見せた」と手応えを語った。続く七夕賞では福島2000mを熟知する戸崎騎手が中団を選択。向正面から絶妙な立ち回りで直線は鋭く伸びたが、勝ち馬コスモフリーゲンがしぶとく2着止まり。戸崎騎手も「完璧なレースだったが前が強かった」と悔しさをにじませた。

いずれの敗戦も相手を称えるべき内容で、負けて強しを印象付けた。立ち回り力が増したことは確かな成長であり、今回の中山外回りでも生きるはずだ。初の中山、初の芝2200mが課題に映るが、福島や小倉での好走歴からコーナリングは問題ない。むしろカギはレース全体の流れだ。タフに長く脚を使うのが最大の武器であり、瞬発力勝負よりも持久力戦が理想となる。

レガレイラとの“兄妹対決”が話題を呼ぶが、勢いと充実度ではドゥラドーレスが一歩リード。重賞初制覇を飾り、秋の大舞台へ名乗りを上げる態勢は整った。悲願のタイトル奪取に向け、中山の舞台でその成長を証明する。 

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