【ダービー卿CT2022予想】叩き3走目で調教抜群のサトノフェイバーが激走モード!
今週の土曜日は、中山競馬場マイルのハンデ重賞ダービー卿チャレンジトロフィーが行われます。日曜日の大阪杯の中心馬の1頭ジャックドールの父モーリスが初重賞を制覇したことでも知られているレースですが、そのモーリスや昨年の勝馬テルツェットのように条件戦を勝った直後にダービー卿を制覇した馬も多く、17年も前になりますがダイワメジャーが復活の制覇を果たしたこともあり、勢いと復活が入り乱れる見応えたっぷりのレースとなっています。
今年も前走条件戦組はリフレイム、インテンスライト、近走凡走からの復活を狙う実績馬で、カテドラルやタイムトゥヘヴン、グラティアスなどが出走してきました。その中で注目しているのは、どちらかと言うと復活組の7歳サトノフェイバーです。
サトノフェイバーは3歳時にきさらぎ賞を勝った重賞馬ですが、古馬となってからは16戦してリステッド・1勝のみで馬券圏内も2着と3着が2回ずつ。早くから重賞を制覇し期待された馬にしては、物足りない結果に終わっています。
しかし、今回は叩き3戦目で調教は抜群。3・4歳時は、どちらかと言うと休み明け緒戦がよくて以後着順が落ちていくタイプでしたが、5歳以降は逆に休み明けはそこまで走らず、叩き2走目・3走目の方が成績がよくなっています。今回は約10か月の長期休養明けからの叩き3走目です、休み明け緒戦の京都金杯が14着、前走大阪城ステークスでは6着と確実に上向いています。
さらに、今回調教は抜群。先週の金曜に行われたウッドチップでの調教でラスト1ハロンを10.9秒と、秀逸のタイム。大阪杯の最有力馬の一頭ジャックドールがウッドチップの調教でラスト1ハロンを10.8秒で走りっており、底知れないパフォーマンスが感じられます。
昨年秋も3戦目で馬券圏内に好走したように、使われてパフォーマンスが上がっています。マイルから1800mでは常に前に行く姿勢を見せており、逃げなかった時も3番手以内を走っています。
追い切りで好調ぶりがうかがえるここは、おさえておきたいところです。