JRAスカーレットカラー、米国ではなくノースヒルズで繁殖入り

JRAは2日、昨年の府中牝馬S(G2)を制したスカーレットカラー(牝5、高橋亮厩舎)が同日付けで競走馬登録を抹消したことを発表した。先月25日には、ケンタッキー州のレーンズエンドファームで繁殖生活に入り、初年度の種付け相手として2015年の米3冠馬アメリカンフェイローを予定していることが発表されていたが、今後は生まれ故郷である北海道新冠町のノースヒルズで繁殖馬となる予定であることが発表された。

スカーレットカラーはラストランとなった11月22日のマイルCS(G1)で13番人気ながら4着と健闘。府中牝馬S制覇のほか、重賞2着が3回あり、マイルから2000mの重賞路線で活躍。

父はヴィクトワールピサ、母ヴェントス、母の父ウォーエンブレムという血統。通算成績は22戦3勝。獲得賞金は1億8353万6000円。スカーレットカラー号、お疲れさまでした。