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【白山大賞典2025予想】JRA所属馬が圧倒中!地方馬の勝利なるか?

2025/09/29 04:00
【白山大賞典2025予想】JRA所属馬が圧倒中!地方馬の勝利なるか?

9月30日火曜日、金沢競馬場ではダート2100mの交流重賞Jpn3「白山大賞典」が開催。JBCを除けば同競馬場唯一の交流重賞であり、例年ビッグネームを輩出してきた歴史を持つ注目度の高い一戦だ。2023年は後にドバイ遠征を果たしたウィルソンテソーロ、昨年は今年のコリアカップ覇者ディクテオンが勝利。今年も未来の大物を占う一戦として注目が集まる。

1997年にダートグレード競走へ昇格して以降、2007年の馬インフルエンザによる金沢所属馬限定開催を除けば、地方勢は一度も勝利していない。JRA所属馬が圧倒的な強さを誇る舞台だけに、今年も中央勢が中心となるのは間違いない。

中でも注目したいのは、栗東・新谷厩舎のカズタンジャーだ。ダート2000m以上で確かな地力を示し、前走マーキュリーカップで重賞初制覇を達成。交流重賞連勝がかかる今回は、勝てばJBCクラシックやチャンピオンズカップへの視界が一気に開ける。勢いに乗る新星が、金沢でも輝きを放つ可能性は高い。

対するのは栗東・西園厩舎のメイショウフンジン。近走は大敗続きだが、交流重賞での豊富な経験と先行力は侮れない1頭だ。逃げ馬らしく展開に左右される面はあるが、人気が落ちた今回は楽にハナを切れば粘り込みのシーンも十分にあり得そうだ。

地方勢では高知・打越厩舎のシンメデージーが筆頭。前走帝王賞で9着と初めて着外に敗れたものの、それまで14戦連続で馬券圏内を確保してきた実力馬だ。今回は相手関係が楽になるだけに、地元勢の大将格として一発を狙う。

中央馬の厚い壁に地方勢が挑む構図は例年通り。新星カズタンジャーが頂点を射止めるのか、老練メイショウフンジンの復活か、それともシンメデージーが歴史を塗り替えるのか。白山大賞典は今年も熱いドラマを約束する一戦となる。 

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