【東京新聞杯2016予想】豪華すぎるG3!見応え十分!

2月7日は東京競馬場にて「第66回東京新聞杯(G3)」が開催。東京のマイル戦ということで春のG1・安田記念へ向けた古馬短距離路線のうちの一戦という位置づけが強いレースである。そのためこの時期のG3としてハイレベルなメンバーが集結する傾向がある。府中の長く、広い直線は展開の紛れが少なく実力勝負になりやすいことで有名だが、今年も好メンバーが集まり手に汗握る追い比べが見れそうだ。

今年は好メンバー揃いで見応え十分

メンバーの中では実績ナンバー1のダノンプラチナ(牡4)は今年はここから始動。前走は昨年12月に香港で開催された香港マイル(G1)。ここでは蛯名正義騎手とのコンビで挑んだが、スタートで出遅れたせいもあってかポジションを下げ直線でも行くとこ行くとこ詰まってしまった。最後は良く伸びており反応も良かっただけに勿体無い結果となってしまった。敗れはしたが高いポテンシャルを感じさせるレースで今回は勝ち負け必至であろう。

3連勝でオープン入りを果たし、芝マイル路線に名乗りを上げたダッシングブレイズ(牡4)も目を引く存在である。これまで浜中俊騎手、蛯名正義騎手、C.デムーロ騎手といったように鞍上が毎回定まらなかったが、近3戦では浜中騎手と手が合ってきたのか浜中騎手で固定してきた。距離もマイルに的を絞り、大目標を安田記念に定めて臨戦態勢はバッチリといった具合だ。キレのある末脚で差し切れる決め手を持つ馬で、重賞でも十分通用するだろう。実績上位馬との対決が楽しみである。

ダノンプラチナと同時期に香港へ遠征して2000mの香港C(G1)に出走したサトノアラジン(牡5)も今年は東京新聞杯から始動。前走の香港Cは距離の不安がありながらも2000mに挑んだが、やはり見せ場を作れず11着に敗れた。前走後早々に東京新聞杯を選んだということは遠征の疲れは心配なさそうだ。しかし、マイルから2000m、そしてまたマイルと、路線が定まらない迷走ぶりがチラつき正直重い印は打ちづらい。

上記の3頭以外にも京都金杯2着馬のテイエムタイホーや、同じく京都金杯3着馬のミッキーラブソングといった好メンバーが揃っており、今年の東京新聞杯は例年にも増して豪華なG3となりそうだ。