【JRA】ファントムシーフは武豊騎手との新コンビで日本ダービーへ
4月16日に中山競馬場で行われた皐月賞で3着だったファントムシーフ(牡3、西村真幸厩舎)が、武豊騎手とのコンビで5月28日に東京競馬場で行われる日本ダービー(G1、芝2400m)へ向かうことが明らかになった。9日、同馬を管理する西村調教師が明かした。
共同通信社杯(1着)、皐月賞(3着)はいずれもC.ルメール騎手が騎乗していたが、ルメール騎手は前哨戦の青葉賞を制したスキルウィング(牡3、木村哲也厩舎)ともデビュー戦からコンビを組んでおり、どの馬の騎乗依頼を受けるか動向が注目されていた。
武豊騎手は1冠目の皐月賞でコンビを組んだタッチウッド(13着)や、NHKマイルCで騎乗したオオバンブルマイ(3着)でのダービー参戦が囁かれていたが、タッチウッドは賞金が低い上に放牧へ出されており、オオバンブルマイも前走後に師が「ひと夏越して成長してくれれば」とコメントし休ませる考えが示唆されるなど、確たる騎乗馬が見当たらない状況だった。
昨年ドウデュースで歴代最多のダービー6勝目を果たした武豊騎手の今年の騎乗馬の動向は、ルメール騎手同様に注目されていた。今年は皐月賞1番人気に支持された新パートナーの手綱をとり、連覇と7勝目の偉業達成を狙うことになる。