ザダルが引退、右前種子骨靭帯炎が判明

8月14日に新潟競馬場で行われた関屋記念・8着を最後に休養していたザダル(牡6、大竹正博厩舎)が、現役を引退したことが明らかになった。22日、キャロットファームが発表した。

ザダルは2019年1月に中山でデビュー。デビューから3連勝を果たすと、重賞初挑戦となったセントライト記念で3着に好走。その後は2021年のエプソムC・1着、2022年の京都金杯・1着など重賞2勝を達成。

前走の関屋記念・8着後は秋初戦に富士Sを予定していたが、右前脚のさばきに硬さがあったことから同レースを回避。その後は、北海道苫小牧市のノーザンファーム空港へ移動。エコー検査の結果、右前種子骨靭帯炎が判明。そのまま引退することとなった。

何度も脚部不安を残り越えてきたが、8月の関屋記念8着が最後のレースとなった。ザダルは父トーセンラー、母シーザシー、母父Lemon Drop Kidという血統。通算成績は16戦6勝、うち重賞は2勝。ザダル号、お疲れさまでした。