イマイチ調子の上がらない昨年の100勝ジョッキーたち
昨年100勝以上した騎手は5人いるが、今年になってから5人ともイマイチ手綱が冴えない、あるいはアクシデントに見舞われている印象がある。
まず川田騎手だが5人の中では順調なスタート切ったかに思われたが、落馬による怪我で早々に休養ということになってしまった。今年はリーディングを目指すとの目標も掲げていた矢先なだけに残念であるが、早くも来週には復帰するとのことで巻き返しに期待がかかる。
落馬と言えばルメール騎手も先週日曜は自身初ということのようだが1日に2度の落馬をし、自身は大事に至らず一安心も馬は可哀想なことになってしまった。
福永騎手も先週日曜はインフルエンザで全鞍乗り替わりとなり、ルメール、福永の両騎手はその影響で今週の大井競馬の騎乗も乗り替わりとなった。
スランプか?勝ちきれない2名
単純にイマイチ調子が上がらない、勝ち切れない印象なのが、戸崎騎手とデムーロ騎手である。ともに今年4勝だが、2着の数が全騎手の中で突出して多いのがこの両名で、戸崎騎手11回、デムーロ騎手13回となっている。
戸崎騎手は福永騎手の代打騎乗となった大井で勝つなど早速上向きの気配もあるが、特にデムーロ騎手は昨年末からイマイチ元気がない印象もある。
思い返せば外国人騎手は短期免許時代から年明けの開催では暮れの開催に比べ存在感は薄いように感じられたし、クラシックなどビッグレースに向けて暖かくなるとともに調子を上げてきてくれることだろう。
正月開催や代替開催による変則日程の影響もとりあえず先週で終わり、今週からようやく通常日程での開催となる。変則日程によってリズムが掴めないなどの影響もあったのかと思われるし、今週から仕切り直しというところで、通常通りのパフォーマンスを見せてくれることに期待したい。