競馬に休みはない。もはや文化である
競馬をしていると1年間あっという間に過ぎていきます。現に、金杯から始まった2017年も既に今週の開催を終われば、翌週はもう2月です。本当に忙しく、せわしなく感じますが、馬券が的中した時はいつでも嬉しいもの。たまにはおもいがけない大きな配当を仕留める事もあり、高揚感が高まります。
競馬サークルの休みは原則月曜日のみ。そうは言っても全員月曜日を休むと馬の世話をする人間がいなくなってしまう。流石に厩舎事に上手くローテーションを組んでいる。その点取材する側は楽で月曜日は完全に休む事が出来る。他の記者が休んでパチンコに現を抜かすのを尻目に懇意にしている調教師から良い情報を聞く絶好のチャンスでもあるので、休まない記者も中にはいるかもしれない。
我々競馬ファンはというと、殆どの人が月曜日から仕事が始まる。金曜日まで頑張れば楽しい競馬開催が待っている。土日が休めない仕事の人も、昼休みなどに馬券を購入して競馬ライフを堪能している。競馬を好きな人に休みはないと言っても過言ではない。仕事の休みはあっても、競馬の休みはない。まあ競馬は仕事ではなく娯楽なので、休みという概念で考える事自体が間違っているのかもしれないが・・・。
地方・中央・海外と、年末年始の数日間を除けば今はほぼ毎日競馬が開催されている。毎日どこかの競馬場で馬が走っており、毎日必ずどこかで馬券を買っている人がいる。本来貴族の遊戯であるこの競技がここまで大衆に広まっていることを考えると、競馬というのは我々日本人にとって非常に身近なものであり、文化であるということが言えるのではないだろうか。