【スプリンターズS予想2018】当日は雨?重馬場なら狙いたい3頭とは?
今週いよいよG1のスプリンターズSが開催されるが、週末の天気予報は雨(27日時点)。週中の中山競馬場近辺の天気は雨が多く、開幕最終週ということもあり馬場状態が心配だ。ということで、今回は重たい馬場適性の高い3頭の馬をピックアップしてみた。
ファインニードル(牡5、高橋義忠厩舎)
稍重以上の成績は「2-1-0-2」、重馬場以上では「1-1-0-2」。負けた2回もいずれも4着なので、大きく負けてはいない。今春の高松宮記念でも良発表ではあったが、実際は時計のかかるタフな馬場で差し切っており、条件戦時代にも重馬場で好走している。タイプ的にはパワータイプで、馬場が渋ればこの馬向きの競馬ができそうだ。
ナックビーナス(牝5、杉浦宏昭厩舎)
稍重以上の成績は「2-2-0-3」、重馬場以上では「0-1-0-0」。ある程度馬場が渋っても先行して粘っていける脚をもっている。今年初戦のカーバンクルSも良発表だが雨が降りはじめて時計が掛かる馬場となっており、そんな中で逃げ切り勝ちを果たしている。時計のかかる馬場だった今年の高松宮記念でも3着に健闘しており、実績以上に道悪は得意な可能性が高い。
セイウンコウセイ(牡5、上原博之厩舎)
稍重以上の成績は「2-0-0-2」、重馬場以上では「1-0-0-1」。昨年の高松宮記念では、雨の影響で重くなった中京の馬場を快勝した。この時の高松宮記念で見せたフットワークからも重馬場適性は高い一頭であることがわかる。欧州スプリンターのようなその重厚な馬体からも、パワーのいる馬場で本領を発揮するタイプ。馬場が渋るのは大歓迎だろう。
以上、3頭の重馬場巧者をピックアップさせていただいた。今年は人気上位馬に重馬場適性の高い馬が揃っている印象がある。レベルの高いメンバー同士の戦いの中では、こうした適性の差はレース結果に大きく影響してくるだろう。適性の低そうな馬は、思い切って消していくのも手かもしれない。