【東京新聞杯2022予想】復活気配の最実績馬ヴェロックスが、本領発揮し久々の重賞制覇へ!
今週の東京競馬場のメイン重賞は、マイル重賞東京新聞杯です。今年最初の東京競馬場での芝重賞で、春の安田記念を最大目標としているマイラーがこぞって集結します。
今年も16頭が出走し、従来4歳馬と5歳馬が強いレースですが、今年は秋華賞2着のファインルージュをはじめ、マイルチャンピオンカップ5着のホウオウアマランサス、現在3連勝中のイルーシヴパンサーなど4歳馬に有力馬が多い構図となっています。
そんな中、注目しているのは6歳牡馬のヴェロックスです。ヴェロックスと言えば、競馬ファンならネームバリューなら今回の出走馬No1ではないかと思うほどの実績馬で、あのサートゥルナーリアと同世代で皐月賞ではサートゥルナーリアと頭差の2着、ダービーは3着でサートゥルナーリアに先着(4着)、サートゥルナーリアは不在でしたが菊花賞で3着とクラシック3戦とも3着以内とトップクラス中のトップクラスの成績を残したほどです。
ただ、古馬となってからは8戦して一度中日新聞杯で3着があるだけでここ4戦は掲示板にも載っていません。その近走の成績から前評判もかなり落ちている感じですが、今回は復活が十分にあると思っています。
というのも、近走は伸びきれていませんが、直線では一瞬の脚を見せています。馬券を買っていたファンには、一瞬「おっ!」と思ったはずです。最後が伸びきれないことが段々多くなって今の評価になっていますが、復活気配が漂っています。展開や、枠、調子など条件が嵌れば、かつての輝きを見せてくれるはずです。
近走の戦績を改めて見てみると、今回の出走馬達の何頭かずつと一緒に走っているのですが、前走京都金杯では4頭中最先着、3走前の毎日王冠では3頭中最先着と今回出走の古馬陣には、先着していたりします。強い4歳馬との対決になりますが、ヴェロックス自身、もしかして相手が強くないと走りたくないような馬だったとするなら、強い4歳馬との対決は、かなりの奮発剤となる可能性があるのです。強い馬達と走ることで、ハイレベルのクラシックで活躍した本当の実力を発揮してくれるかもしれません。
ということで、東京新聞杯は何気に復活気配の最実績馬ヴェロックスが、本当の実力を発揮し久々の重賞制覇を果たしてくれることに期待して応援したいと思います。