C.ルメール騎手がファッションブランド「CL by C.ルメール」を立ち上げ
2017年から5年連続で全国リーディングジョッキーを獲得し、現在もJRA年間最多記録保持者であC.ルメール騎手が、ファッションブランド「CL by C.ルメール」を立ち上げたことが明らかになった。15日、ファッション関連情報を取り上げる情報サイトFASHIONSNAP.COMが明かした。
同ブランドは「競馬をきこなせ」というコンセプトのもとルメール氏によって立ち上げられ、その全てが日本製。日本でのブランド展開を決めた経緯としては、日本のファンに多くの恩恵を受けたことを挙げ、日本の競馬ファンにファッションを通じて恩返しできればと語っている。
蹄のシルエットや馬のアイコンはもちろん、ファスナーがジョッキーのブーツになっていたり、勝負服をイメージしたポロシャツ、ジョッキーパンツと同じシルエットのパンツなど、ブランドには競馬にまつわる様々なモチーフが施されている。
今後はJRAの年間重賞レース数とG1レース数に合わせ、128枚か24枚限定で展開される予定となっており、オンライストアやポップアップストアで展開していく模様。4月13日から京都の高島屋、同27日からポップアップを行うとしており、シーズン毎に関西と関東で開催していくという。
ルメール氏自身ファッション好きとして知られているが、その背景に彼の故郷であるフランス文化とフランスの競馬文化が大きく影響しているのは明白だ。ルメール氏の父はもともとフランスで障害競馬の騎手をしており、息子であるルメール氏も幼少期から日常的に父のレースを見に競馬場で足を運んでいた。フランスではお洒落をして競馬を見に行くという文化があり、ルメール氏も幼少期から自分自身で服を選んでお洒落をして競馬場へ行っていたと語っている。
ジョッキーとしての活躍だけでなく、ファッション業界での活躍も期待されるルメール氏から、今後も目が離せなそうだ。