【東海ダービー2023予想】1番人気は勝率80%、難解なのは相手選び!
今週水曜日に名古屋競馬場で行われるのは、東海地区の3歳王者を決める一戦となる東海ダービーです。1971年に創設され、東海地区の3冠ロードの第二戦となっておりますが、今年は距離も変更されダート2100mで開催されます。
過去10年のデータをみると1番人気馬が圧倒的に強く、8勝2着1回となっています。
唯一連を外したのが2015年のハナノパレードで、まさかの1番人気でのしんがり負けを喫しており、距離延長で行われる今年は例年どおり1番人気馬が強さを発揮するかどうか未知な部分もあるため、波乱期待なら1番人気馬をあえて外して馬券を狙うのもよいかもしれません。
今年の出走予定馬をみると、3冠路線の1冠目となる駿蹄賞勝ち馬のミッキーアイル産駒リストンが最有力と目されており、おそらく一番人気となりそうなこの馬は取捨に迷う1頭となりそうです。無難に同馬を軸として組むとしても、難解なのが“相手選び”。今年も魅力的な伏兵が多数出走しています。
牝馬の好走も目立つレースで、過去10年で牝馬が3勝しており、全て重賞4勝と結果を残してきた高実績馬による勝利となっています。また2着に入った牝馬をみても10戦10勝で挑んだサムライドライブなど、牝馬を狙うなら実績重視で狙いたいところです。
牝馬で狙い目となりそうなのはコパノリッキー産駒のセブンカラーズでしょう。現在7戦7勝と高実績を誇るだけに、牝馬の好走データからは有力と思われます。安定した先行力があり、かつ5戦連続でメンバー最速の上がり3Fをマークとしまいの脚も優秀です。1700mまでしか経験しておらず、今回は初の2100mをこなせることができるかどうかが最大のカギ。この距離でもしまいの脚を伸ばせるなら、上位争いは可能でしょう。
妙味のありそうな穴で言えば、実績は劣るものの、5月生まれで仕上がりに時間がかかりつつも安定感のあるエピファネイア産駒のマロンアイスでしょう。前走の駿蹄賞でリストン相手に2着と結果を残しており、逆転ならこの馬かもしれません。
人気馬以上に魅力的な伏兵も多数出走する東海ダービー。どの馬から買っても楽しむことができそうです。