【菊花賞2023予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬3頭をピックアップ
3歳牡馬クラシック最終戦「菊花賞」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。
ソールオリエンス(牡3、手塚貴久厩舎)
10/18(水)美浦・南W(良)6F82.7-5F67.3-4F52.2-3F37.6-1F11.5(馬なり)
横山武史騎手を背に美浦のWコースで2頭併せ。古馬3勝クラスの僚馬アナンシエーションを8馬身ほど追走し、序盤は後方からゆったりとスタート。4コーナーをまわった時点でも3馬身ほど差がありましたが、直線は内からじわじわと詰めていき、ラスト1F11秒5の脚で伸びてゴール前で半馬身前へ出て先着を果たしました。1週前も横山騎手を背にWコースで併せ馬を行い、ここでも相手を大きく先行させて最後は併入し、時計も6F80.6-1F11.7の好時計をマークし、自己ベストを更新。1週前はややラップがチグハグでしたが、しまいは12秒1-11秒7の好ラップで、最終追いでは終始キレイな加速ラップでしまいも11秒5でまとめてと時計は優秀です。この内容なら、本番でもしっかり力を出せそうな気配です。
ドゥレッツァ(牡3、尾関知人厩舎)
10/18(水)美浦・南W(良)6F81.9-5F65.5-4F50.5-3F36.3-1F11.4(馬なり)
C.ルメール騎手を背に美浦のWコースで2頭併せ。古馬3勝クラスの僚馬クロミナンスを3馬身追走し、ラスト2Fは11.8-11.4の好ラップでまとめて半馬身先着しました。1週前はWコースで2頭併せを行い、5F65.6-1F11.6と自己ベストに迫る好時計をマークして2馬身先着しました。4コーナーでは外を大きくまわりながら、一杯に追われた古馬3勝クラスの相手を持ったままの馬なりであっさり突き放してと、動きも上々です。前走の追い切りよりも全体時計を縮めてきており、先週・最終としまいもキレイな加速ラップを刻んで先着と、時計・動きともに文句なしの追い切りを消化できています。遠征を控えながらもしっかり負荷をかけられており、好状態を印象付けています。
ノッキングポイント(牡3、木村哲也厩舎)
10/18(水)美浦・南W(良)6F84.5-5F68.3-4F53.5-3F38.5-1F11.5(馬なり)
北村宏司騎手を背に美浦のWコースで3頭併せ。2歳1勝クラスの僚馬レガレイラと2歳未勝利のソニックラインの2頭を先行させ、最後方から追走。直線は最内からラスト1F11秒5の脚で伸びてレガレイラと併入、ソニックラインに半馬身先着しました。1週前も北村騎手を背にWコースで3頭併せを行い、7F97.2-1F11.6をマークし、1頭と併入、もう1頭に先着しました。週末には坂路で速い時計も出しており、中間の追い切りは充実しています。先週・最終といずれも長めにやって自分のリズムで走れており、フォームのブレも少なく長距離戦へ向けて万全の態勢を整えてきている印象です。