【マイルCS2024】1週前追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3を公開
秋のマイル王決定戦「マイルチャンピオンシップ」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。
ブレイディヴェーグ(牝4、宮田敬介厩舎)
11/6(水)美浦・W(良)6F82.5-1F11.3(馬なり)
美浦のWコースで2頭併せ。古馬3勝クラスの僚馬ロジシルバーとジーククローネを先行させ、道中は最後方で折り合いに専念。3~4コーナーで徐々にペースを上げて直線入口で1馬身ほどまで差を詰めると、直線は最内からラスト1F11秒3の脚で伸びてジーククローネに1馬身先着、ロジシルバーと併入しました。前走の府中牝馬Sは約1年ぶりと久々でしたが、危なげなく快勝。一回使われて順調に走りは良化しており、スピード感とキレは健在。順調な仕上がりを印象付けています。
ジュンブロッサム(牡5、友道康夫厩舎)
11/6(水)栗東・CW(良)6F81.5-1F11.7(馬なり)
栗東CWコースで単走。道中はゆったりとしたラップを刻み、直線でひと伸びすると上々の伸び脚でラスト1Fは11秒7をマーク。終始楽な手応えで、鞍上の指示にも鋭く反応して弾むような加速を見せました。最後まで集中力を切らさずに走れており、ハミを強くかむ場面もなく、馬体もすっきりとシャープになった印象。身体の使い方が上手く、いつでも楽に抜け出せる手応えを保っているように見えました。前走の富士Sも状態面は良く見えましたが、今回も高いレベルで好状態をキープできていると見て良さそうです。
ウインマーベル(牡5、深山雅史厩舎)
11/6(水)美浦・W(良)6F81.9-1F11.7(馬なり)
美浦のWコースで2頭併せ。古馬1勝クラスの僚馬を5馬身先行させ、前半は脚を溜めつつ追走。直線仕掛けられると、ラスト1F11秒7の脚で伸びて半馬身先着しました。直線仕掛けられた際の反応と伸びは抜群で、しまいも楽に11秒7をマークして相手に先着と、申し分ない動き。前走のスプリンターズSも1週前は併せ馬で先着していますが、前走以上の時計を楽にマークできており、順調に良化しています。夏にしっかりと休ませた効果もあってか、心身ともに充実している印象です。