【阪神ジュベナイルフィリーズ2024】1週前追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3を公開

2歳女王決定戦「阪神JF」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

ブラウンラチェット（牝2、手塚貴久厩舎）

11/27（水）美浦・W（重）6F82.8－5F65.3－4F50.8－3F37.1－1F11.4（一杯）

美浦のWコースで単走。序盤はゆったりと入ってリズム良く進めるも、直線は一杯に追われてラスト1Fは11秒4の好時計をマークしてゴールしました。前走の追い切りも速い時計でしたが、さらに時計を縮めて好調ぶりをアピール。ハミを取って前向きな姿勢を見せ、先に行っていた3頭併せに追いつく勢いを見せました。身のこなしに硬さもなく、脚取りもパワフル。申し分ない仕上がりでレースに臨めそうです。

コートアリシアン（牝2、伊藤大士厩舎）

11/27（水）美浦・W（重）6F81.8－5F65.5－2F23.7－1F11.3（馬なり）

戸崎圭太騎手を背に美浦のWコースで2頭併せ。古馬2勝クラスの僚馬ゴキゲンサンを3馬身追走し、道中はスムーズに折り合って追走。直線はラスト1F11秒3の脚で内から半馬身交わして先着しました。しっかりと自己ベストを更新し、新コンビを組む戸崎騎手とのコンタクトもスムーズでした。デビュー戦と前走の新潟2歳Sはいずれも上がり最速33秒台の脚を使えており、末脚は堅実。追い切りでも自慢の切れ味を披露しており、次走も見せ場を作ってくれそうです。

ランフォーヴァウ（牝2、福永祐一厩舎）

11/27（水）栗東・CW（重）6F82.8－1F11.8（馬なり）

松山弘平騎手を背に栗東CWコースで2頭併せ。古馬オープンの僚馬レオノーレを大きく先行させ、徐々に差を詰めて直線はラスト1F11秒8の脚で詰めるも、アタマ差遅れてゴールしました。相手には遅れましたが、大きく追走した分もありますし、この馬自身は活気ある動きでラスト1Fも11秒8としまいも鋭く伸びています。近2戦は好位から上がり最速の脚で抜け出して快勝しており、追い切りでもリードホースを見ながらしまいの脚を伸ばす競馬を意識できています。多頭数の競馬でも力を発揮できれば勝ち負けでしょう。