【京都牝馬S予想2021】ヴィクトリアマイルへ繋がる重要な一戦!ギルデッドミラーやリリーバレロなど出走予定馬を考察

今週の阪神競馬の土曜メインは春の女王決定戦であるヴィクトリアマイルへ繋がる「京都牝馬S」です。マイルとスプリントの中間距離の1400mへと変わったことにより、様々な路線から馬が出走してくるため難解なメンバー構成となることも多い一戦です。今回は中でも人気が集まりそうな有力馬3頭をピックアップしてみました。

ギルデッドミラー(牝4、松永幹夫厩舎)

昨春はアーリントンCで2着し、NHKマイルCでも3着と重賞戦線を大いににぎわせたギルデッドミラー。ただ、秋は2戦連続で二桁着順に敗れるなど不振が続いています。操作性や気性面での難しさがあるのも敗因の一つとして考えられるので、距離短縮となる点は好材料。気性的な課題をまだ抱えている現状ですが、上手に脚が溜まれば強烈な末脚を繰り出してくれます。気性面の成長に期待しながらも、枠や展開なども慎重に見極めて判断したいところです。

リリーバレロ(牝6、堀宣行厩舎)

前走は中京芝1600mのトリトンSに出走し、番手から進めて抜け出して快勝したリリーバレロ。6歳でも前走が8ヶ月半ぶりの実践だったように何度も長期休養している馬なので、年齢の割には使い込まれておらず、まだまだ良化の余地を残しています。2勝クラスから2連勝している勢いは魅力で、連勝で重賞Vのチャンスは十分ありそうです。

リバティハイツ(牝6、高野友和厩舎)

昨年10月のオパールSを勝利し、約2年半ぶりの白星を挙げたリバティハイツ。前走のシルクロードSでは10番人気ながら4着に好走し、復調気配を漂わせています。阪神の芝1400mは2018年のフィリーズRを制した際の舞台で、阪神や中山のような直線に急坂のあるコースで結果を残しているので、完全復活には絶好の舞台と言えるでしょう。56kgと斤量を背負う点はやや気がかりですが、牝馬限定でベスト舞台のここなら好勝負は十分可能でしょう。