【ダイヤモンドS予想2020】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

東京の土曜メインは3400mの長距離ハンデ重賞「ダイヤモンドS」だ。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみた。

タガノディアマンテ(牡4、鮫島一歩厩舎)

2/19(水)栗東・CW(良)6F83.0-5F67.7-4F52.6-3F38.7-1F12.0(馬なり)

栗東CWコースを単走。道中は馬なりでゆったりと運び、直線でやや強めに追われて1F12.0をマークするしまい重点の内容。スピード感や派手さはないが、折り合いもしっかりついており、余力を残しながらこの時計なら十分。長距離戦へ向けて好内容の追い切りを消化している。あとは距離がどうかだけだが、ロングスパート対応可能で最終週の東京の馬場も相性が良さそうだ。

ヴァントシルム(牡6、須貝尚介厩舎)

2/19(水)栗東・CW(良)6F83.6-5F66.5-4F52.1-3F38.8-1F11.8(馬なり)

栗東CWコースを3頭併せ。馬なりで進み、真ん中から軽く仕掛けられて内の馬に遅れ、外の馬と併入。前走は3週続けてウッドコースを走り、最終は坂路で軽めという内容だったが、今回は最終もウッドで併せ馬。地味に見えるが長距離に適した内容と調教タイムで、調整過程は良い。この条件は合う。

リッジマン(牡7、庄野靖志厩舎)

2/19(水)栗東・P(良)6F78.8-5F63.3-4F48.9-3F36.2-1F11.9(馬なり)

栗東ポリトラックコースを単走。馬なりで長めに追われて好時計をマーク。もともと調教では動く馬なので、ポリトラックでこの時計ならまずまずといったところ。ただ、活気のある走りを長めに走っており、最後まで勢い落とさず駆け抜けた。長距離向きの追い切りで、抑えておきたくなる内容。昨年はステイヤーズSを制し、同レースも2着と長距離適性は間違いなく高い。