【札幌2歳S予想2020】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?
夏の札幌競馬のラストを飾る2歳G3「札幌2歳S」へ向けて各馬が最終追いきりを終えてきた。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみた。
ソダシ(牝2、須貝尚介厩舎)
9/2(水)札幌・芝(良)5F64.5-4F49.5-3F35.7-1F11.7(強め)
吉田隼人騎手を背に札幌芝コースを2頭併せ。僚馬ルビーカサブランカ(1勝クラス)を2馬身先行させて、コーナーで外から差を詰めると、直線は強めに追われてあっさり抜け出し1馬身先着した。追ってからの反応は抜群で、ラスト1Fは11.7秒と鋭い切れ味を見せた。1週前は札幌ダートで追い切り、僚馬レッドソルダード(未勝利)の外から進出し、持ったままで4F58.2-1F12.5をマークして併入する好内容。最終追いも迫力満点で、文句なしの仕上がりだろう。
ユーバーレーベン(牝2、手塚貴久厩舎)
9/2(水)札幌・芝(良)5F63.9-4F49.0-3F35.2-1F11.8(強め)
札幌芝コースを2頭併せ。僚馬プントファイヤー(1勝クラス)を追走し、コーナーで内から差を詰めると、直線は強めに追われて併入した。序盤は馬なりで進め、ラスト1Fは11.8秒としまいはしっかり伸びた。1週前は石川裕紀人騎手を背に(レースは戸崎圭太騎手)札幌ダートで僚馬シュネルマイスターと2頭で併せ、強めに追われて5F66.0-1F11.9をマークし、相手に1馬身遅れた。ダートでは良い動きは見せなかったが、芝では一変。キビキビとしてフォームでしっかり脚を使えており、手応えの良さも抜群。気配は上々。
ウイングリュック(牡2、宮徹厩舎)
9/2(水)札幌・ダート(良)6F85.8-5F69.8-4F54.3-3F39.8-1F12.2(馬なり)
札幌ダートを2頭併せ。僚馬ピースマインド(2勝クラス)を1馬身追走し、コーナーで内から差を詰めると、直線はあっさり抜け出し2馬身先着した。直線は手応え良く伸びていき、強めに追われた相手を馬なりのまま突き放す好内容。1週前は札幌のダートを単走で追い切り、4F57.3-1F12.9を馬なりでマーク。先週は流す程度の内容だったが、折り合いはスムーズで、最終でも手応えの良さと素軽いフットワークを見せた。状態の良さが伺える。