【BSN賞2025予想】過去5年は差し有利!末脚勝負で浮上するのは

土曜の新潟メインはダート1800メートルで行われる3歳以上オープンのリステッド競走「BSN賞」だ。
過去5年の勝ち馬を振り返ると、2022年のジュンライトボルトは後にチャンピオンズカップを制してG1馬に、2023年のアイコンテーラーもJpn1・JBCレディスクラシックを勝利しており、大物輩出の舞台となってきた。ジュンライトボルトは4番人気、アイコンテーラーは8番人気での勝利だったことから、人気の有無にかかわらず、その後に飛躍する馬が現れる注目の一戦といえる。
過去5年はハンデ戦として施行されてきたが、傾向としては末脚勝負になりやすく、上がり3ハロンで速い脚を使えるタイプが有利だった。今年の登録馬では、前走アンタレスステークスで9番人気ながら5着に健闘したブレイクフォース(アジアエクスプレス産駒・6歳牡馬)、さらに阿蘇ステークスで2番手追走からクビ差2着と粘り込んだジャスパーロブスト(コーザン産駒・4歳せん馬)が警戒対象となる。
また、人気馬の成績にも注意が必要だ。過去5年で2番人気と3番人気がそれぞれ1勝を挙げているが、1番人気の最高着順は3着止まり。データからも分かる通り、当日の単勝オッズを過信できないレースであり、冷静な見極めが求められる一戦となる。

