カレンミロティック引退、今後は乗馬に
4月29日に天皇賞春に出走し、16着に敗れたカレンミロティック(セ10、平田修厩舎)が、現役を引退することが明らかとなった。今後は北海道苫小牧市のノーザンホースパークで乗馬になる予定だ。1日、同馬を管理する平田調教師が発表した。
カレンミロティックは2010年11月に京都でデビューし、5歳の終わりに初の重賞挑戦となった金鯱賞で3番人気に推されて優勝し、重賞初勝利を達成。遅咲きの重賞初Vとなったが、その後は6歳で宝塚記念・2着、7歳で天皇賞春・3着、8歳で天皇賞春・2着と年齢を感じさせない力走を披露しG1戦線でたびたび穴をあけてきた。また、2014年には香港ヴァーズ(5着)、2016年にはメルボルンC(23着)と海外のレースにも積極的に挑戦。豊富なスタミナとタフさには定評のある馬だった。
通算成績は43戦6勝、うち重賞は1勝。父ハーツクライ、母スターミー、母父A.P. Indyという血統。カレンミロティック号、お疲れ様でした。