【英キングジョージ予想2020】エネイブルの巻き返しなるか？

日本では夏競馬に入りG1はしばらくお休みとなるが、今週25日はイギリス・アスコット競馬場でG1「キングジョージ6世＆クイーンエリザベスステークス」が開催される。

昨年は日本からシュヴァルグラン（6着）が参戦したことで国内の馬券発売が可能となったが、今年は残念ながら日本馬の参戦は無し。昨年よりも身近さは感じられないが、連覇がかかる最強牝馬のエネイブル（牝6、J.ゴスデン厩舎）が参戦するということで、世界的にも注目度は高い一戦となる。

今月5日に英国のサンダウン競馬場で行われたエクリプスS（G1、芝1990m）では2着に敗れ、凱旋門賞に続いて2戦連続で勝ちを逃したエネイブル。世界トップクラスが集まるG1で2戦連続2着は十分過ぎる成績だが、G1・10勝という実績を持つエネイブルの場合、その成績もかすんで見えてしまうのだから恐ろしい。

今回は、巻き返し、そして連覇がかかる一戦ということで陣営の本気度も高いと思われるが、相手には英ダービー馬アンソニーヴァンダイク（牡4、A.オブライエン厩舎）や、G1・2勝でエクリプスS・3着のジャパン（牡4、A.オブライエン厩舎）、昨年の愛ダービー覇者ソヴリン（牡4、A.オブライエン厩舎）など、今年も世界トップクラスの有力馬達が揃った。

好メンバー揃いのここを勝って“怪物”の異名を取り戻せるか？馬券購入は出来ないが、目が話せない一戦となりそうだ。

繁殖牝馬への道も囁かれているようだが、英国の大手ブックメーカー「bet365」ではエネイブルが断トツの1番人気に推されており、まだまだ期待度は高い。予想オッズは以下の通り。

■キングジョージ6世＆クイーンエリザベスステークスの予想オッズ