【CBC賞2025】1週前追い切りで唯一の10秒台!インビンシブルパパが好仕上がりをアピール

サマースプリントシリーズ第4戦となるハンデG3「CBC賞」に向けて、1週前追い切りで注目を集めているのが、前走・函館スプリントSで4着に健闘したインビンシブルパパ(牡4、伊藤大士厩舎)だ。
同馬は7月30日、美浦のウッドチップコースで古馬1勝クラスの僚馬コスモジョセフとの併せ馬を消化。追走する形から直線で並びかけ、最後の1ハロンでは10秒8という鋭い末脚を繰り出して併入した。この日、美浦Wコースでラスト1Fを10秒台でまとめたのはインビンシブルパパただ1頭。終いの伸びは群を抜いていた。
前走の函館スプリントSでは、スタートから押して出していき、内からハナを奪う形でロスなく先行。ラップは11.6-10.1-10.8-11.1-11.3-11.7と、2~3F目にかけて10秒台が続く高速ペースからのレコード決着となった中で、粘り強く踏ん張り4着に食い込んだ。末脚に特化したタイプではないものの、厳しいラップでも最後までしぶとく脚を使える勝負根性は相当な武器である。
なお、前走時も1週前追い切りではWコースでラスト1F10秒9を記録し、併せ馬2頭に先着していた。今回も引き続き高いレベルで好調を維持しており、仕上がりに不安はない。重賞初制覇へ向けて、舞台は整いつつある。

