【JRA】障害重賞8勝の実績馬コウエイトライが亡くなる
2006~2007年の小倉サマージャンプで連覇を果たし、2006、2007、2008、2010年の阪神ジャンプSを4勝した障害重賞8勝の実績馬コウエイトライ(牝、父オペラハウス)が24日に亡くなったことが明らかになった。27日、ジャパンスタッドブックインターナショナルが発表した。23歳だった。
コウエイトライは2003年12月に栗東・田所清広厩舎所属でデビュー。デビュー当初はダート短距離路線を使われ、徐々に距離を伸ばしていくも、結果を出せずに2005年12月に障害へ転身。初戦を見事快勝し、順調に勝利を重ねていった。重賞初挑戦となった2006年の小倉サマージャンプを重賞初挑戦ながら見事に快勝。その後も主戦の小坂忠士騎手とのコンビで障害重賞で勝利を積み重ねていき、障害重賞8勝という実績を残した。
2011年の阪神ジャンプS・5着を最後に引退し、引退後は生まれ故郷の伊東牧場(鹿児島県鹿屋市)で乗馬になり、霧島高原乗馬クラブ(鹿児島県霧島市)で余生を送っていた。
コウエイトライは父オペラハウス、母ダンツビューティ、母父ホリスキーという血統。通算成績は58戦12勝。コウエイトライ号のご冥福をお祈りします。