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【京都2歳S予想2025】今年もG1級の馬誕生なるか?素質馬が揃う注目の一戦

2025/11/26 16:06
【京都2歳S予想2025】今年もG1級の馬誕生なるか?素質馬が揃う注目の一戦

今週土曜の京都競馬場メインは、芝2000mで行われる2歳G3「京都2歳ステークス」だ。今年は登録13頭全馬が出走可能となっており、将来性豊かな素質馬が顔を揃えた。

過去10年の勝ち馬からG1タイトルホースこそ生まれていないものの、ここ2年の勝ち馬はともにG1で2着と好走。2023年のシンエンペラー、昨年のエリキングはクラシック戦線で強い存在感を示しており、本レースの勝ち馬がG1で勝ち負けに加わる流れは確実に生まれている。今年も将来性豊かな新星が現れる可能性は高く、注目度は例年以上に高まっている。

なかでも視線を集めそうなのがキズナ産駒のバルセシートだ。先日の東京スポーツ杯2歳Sでキズナ産駒のパントルナイーフが勝利した流れを考えると、今年も同産駒の勢いは見逃せない。バルセシートはデビュー戦の芝1600mで後方から上がり最速の末脚を繰り出して差し切り勝ち。姉には阪神ジュベナイルフィリーズ勝ち馬レシステンシアを持つ良血馬だけに、C.デムーロ騎手への乗り替わりも相まって人気を集めることは確実だろう。

前走でバルセシートに騎乗し初陣Vへ導いた北村友一騎手は、今回はサートゥルナーリア産駒のジャスティンビスタで参戦する。こちらもデビュー戦の芝1800mを先行し、最後は競り勝つ形で勝利。芝中距離への適性という意味では、むしろバルセシート以上の可能性も秘めている。人気の盲点になれば馬券妙味は十分で、一角を崩す力は備えている。

実績面で注目したいのはリオンディーズ産駒のアスクエジンバラだ。未勝利戦とコスモス賞をいずれも2番手から抜け出して連勝。前走のサウジアラビアロイヤルトロフィーでは道中で力みが出てリズムを崩し7着に敗れたが、今回は2度目のコンタクトとなる岩田康誠騎手が工夫を凝らすはずだ。距離延長は確実にプラス材料で、人気が下がるようなら一発が期待できる存在となる。

近年クラシックに直結する傾向を強める京都2歳ステークス。今年も未来の主役候補が多数揃い、大いに注目すべき一戦となりそうだ。 

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