【JRA】天皇賞秋を制したマスカレードボール、次走はジャパンCへ

先週行われた天皇賞・秋でG1初制覇を果たしたマスカレードボール(牡3、手塚貴久厩舎)が、次走は11月30日に東京競馬場で開催される「ジャパンカップ」(G1、芝2400m)に向かうことが正式に決まった。11月5日、社台サラブレッドクラブが公式ホームページで発表した。
前走の天皇賞・秋では、中団からじわじわと末脚を伸ばし、粘る先行勢を一気に差し切って優勝。見事な差し脚で世代の枠を超える力を見せつけた。3歳馬による同レース制覇は2022年のイクイノックス以来、3年ぶりの快挙であり、グレード制導入前を含め通算6頭目となった。
レース後、マスカレードボールは宮城県の山元トレーニングセンターへ放牧に出され、疲れを癒している。陣営は「状態に問題がなければジャパンCへ向かう」としており、調整次第で国内最強決定戦への出走が実現する見通しだ。

