【スプリンターズS2025】ナムラクレアが1週前追い切りで併せ馬を圧倒、好仕上がりをアピール

ナムラクレア(牝6、長谷川厩舎)が、4年連続の参戦となるスプリンターズステークス(G1、中山・芝1200m)出走へ向け、順調な仕上がりを示した。18日の1週前追い切りでは、栗東坂路で4ハロン49秒8-12秒2の一番時計をマークした。鞍上の合図に鋭く反応すると、併せ馬のマテンロウコマンド(OP)を1秒1も突き放して先着した。
全休日明けで多くの馬が軽め調整にとどめる中、ナムラクレアはキャンター調整からゲート練習まで入念にこなし、活気ある姿を披露。前走函館スプリントSでは、競走中止馬の影響による不利が響き8着に沈んだが、力負けではない。前走時の1週前の追い切りでは栗東坂路で4ハロン52秒8-終い11秒7、最終追いでは函館芝コースで5ハロン64秒4-終い12秒0をマークし、前走時からすでに状態面の良さを示していた。
春から坂路主体で本数を積み、疲れやダメージは皆無。今回も楽に4ハロン50秒を切る好時計を叩き出したことから、仕上がりの良さは明白だ。4年連続出走でG1初制覇を狙う大舞台へ、悲願達成へ向け視界は良好である。

