【日本海ステークス予想2025】菊花賞への登竜門!3歳馬ゲルチュタールが世代代表格へ名乗り

土曜の新潟メインは芝2200メートルで行われる3歳以上3勝クラスの定量戦「日本海ステークス」だ。
過去5年の勝ち馬を振り返ると、直近2年の傾向が注目される。2023年はのちに菊花賞を制したドゥレッツァ、昨年は天皇賞・春を制したヘデントールが勝利しており、いずれも上位人気の3歳馬だった。また、この4年間は1番人気が必ず連対しており、今年も上位人気馬の走りから目が離せない。
注目の1頭はブリックスアンドモルタル産駒の3歳牡馬ゲルチュタールだ。青葉賞では日本ダービー出走を狙ったが3着に敗れ出走権を逃した。その後の2勝クラスでは少頭数の一戦ながら抜け出して快勝。ここを勝利し、菊花賞へとつながる道を切り開けるかが焦点となる。これまでの3勝すべてで手綱を取った坂井騎手が引き続き騎乗する点も心強い。
血統面では過去5年でルーラーシップ産駒が2勝、ドゥラメンテ産駒が1勝を挙げており、キングマンボ系との相性が良い舞台だ。今年もルーラーシップ産駒の4歳牡馬サダムオプシスが出走予定。馬券妙味も期待できる1頭なだけに軽視するのは禁物だろう。
今年の日本海ステークスも将来のビッグタイトルにつながる可能性を秘めた重要な一戦となる。

