【JRA】和田竜二騎手が現役引退、再手術で復帰断念
公開: 2026/01/22 23:11

和田竜二騎手が現役最終騎乗を迎えられないまま、騎手人生に幕を下ろすことが明らかになった。
和田竜二騎手(48、栗東・フリー)は、11日の京都1Rで落馬し、左手尺骨と左足脛骨の骨折と診断されて入院していた。術後の経過観察が続いていたが、左膝の手術の際に靱帯損傷も判明し、近日中に再手術を行う必要が生じた。このため、騎手免許の有効期限である2月28日までの現役復帰は不可能となり、最後の騎乗を行わないまま引退することが22日、明らかになった。
和田騎手は、所属する騎手マネジメント会社Risyを通じてコメントを発表。「左膝の手術の際に靱帯の損傷も見つかり、馬に乗るには時間をかけて治療を行う必要があります」と現状を説明した上で、「次の調教師というステップに向かえる私にとっては、それに専念して努力し、精進しようとすぐに切り替えることができました」と心境を明かした。一方で、「ここまで私を応援してくださったファンの皆様、馬主様、関係者の皆様、そして支え続けてくれた愛する家族の前で、最後の騎乗姿を見せられないのは申し訳ない気持ちでいっぱいです」と、無念さも吐露した。
さらに、「30年間、ファンの皆さまの声援に支えられ、ここまで走り続けられたことに心から感謝しています。競馬で勝って喜んでもらえることが何よりの幸せでした。競馬 最高!」と、騎手人生を支えた全ての人々への感謝を言葉にした。
和田騎手は昨年12月に令和8年度JRA新規調教師試験に合格しており、2月28日をもって現役を引退することが決定している。テイエムオペラオーとのコンビでG1・7勝を挙げるなど、重賞50勝を含むJRA通算1534勝を記録。30年にわたる騎手人生は、最後の騎乗を迎えることなく終止符を打つが、その足跡は日本競馬史に確かな形で刻まれる。

