【キーンランドカップ予想2021】タイセイアベニール、この条件なら勝ち負け
夏のスプリント重賞「キーンランドカップ」がいよいよ開催だ。開催後半で連日の雨の影響もあり、力の居る馬場となってきた札幌。
タフな馬場への適性、洋芝、短距離の条件でも好勝負が出来る馬となれば、狙いたいのは前走UHB賞で2着に好走したタイセイアベニールだろう。
前走、札幌1200mのUHB賞では後方から進め直線で猛追。勝ち馬にハナ差まで迫っての2着と好内容だった。洋芝はこれまで8戦して【1-4-0-3】とまずまずの適性を示しており、稍重は【0-1-1-3】、不良馬場は【0-1-0-0】とタフな馬場も比較的こなしている。
3走前の函館スプリントSは12着、2走前のTVh賞は6着といずれも洋芝で大敗しているが、直線で不利があっての敗戦と不完全燃焼の競馬であった。
前走のUHB賞のようにスムーズに流れて詰まらなければ、好勝負は十分可能であることを示してくれたと言って良いだろう。昨年は1着のエイティーンガール、2着のライトオンキューがともに前走UHB賞からの臨戦で上位を占めており、データ的な後押しも十分。
好条件は比較的揃っている印象があり、この面子でこの条件なら上位に食い込む可能性は十分と見る。