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【東京盃2025予想】短距離界の主役候補ヤマニンチェルキ、南関デビュー戦で試される実力

2025/10/08 14:19
【東京盃2025予想】短距離界の主役候補ヤマニンチェルキ、南関デビュー戦で試される実力

9日木曜日、大井競馬場で行われるのはスピード決戦・ダート1200mのJpn2「東京盃」。勝ち馬にはJBCスプリント(11月・船橋ダ1000m)への優先出走権が与えられる重要な前哨戦で、1着賞金は4000万円。秋の短距離ダート王決定戦を見据えた実力馬が揃う一戦となった。

今年のJBCスプリントは1000m戦として行われるため、本番より1ハロン長い今回の舞台は、スタートからのスピードとラストの持続力を兼ね備えた馬に有利な条件となる。昨年覇者チカッパは登録を見送り、韓国遠征(コリアスプリント2着)からJBC直行を予定。ゆえに今年は新たな短距離王の座をめぐる戦いに注目が集まる。

中心は、北海道スプリントカップ、サマーチャンピオンと重賞2連勝中のヤマニンチェルキだ。前走ではエンペラーワケアを完封し、そのスピードと安定感は現役トップクラス。実績・勢いともに抜群だが、今回は南関東での交流戦が初。門別や佐賀とは異なる馬場適性やスタートの速さが問われる舞台だけに、3連勝に向けた正念場となる。JBCスプリントを見据える陣営にとっても、ここでの走りは試金石となるだろう。

対抗格にはサンライズアムール。クラスターカップを制し、現在2連勝中と充実一途。6歳を迎えた今も衰え知らずのモーリス産駒で、前走では高松騎手との新コンビで完璧な立ち回りを見せた。スタートから押していける前向きさが魅力で、1200m戦では常に安定した走りを見せている。ここも上位争いは必至だ。

さらに注目したいのがドンアミティエ。前走は芝の函館スプリントSで3着と健闘し、改めてスピード能力を証明した。ダート1200mでは抜群の適性を誇り、4か月ぶりの実戦でも力を出せるタイプ。芝帰りで人気が手頃に落ち着けば、配当妙味ある1頭となりそうだ。

地方勢からは、福島テレビ賞勝ち後に大井へ転入したシアージストが台風の目となる可能性を秘める。6歳にしての移籍は異例だが、矢野貴之騎手との新コンビで臨む今回、仕上がりは良好。コリアカップを制した矢野騎手の勢いを背に、中央勢に一矢報いるシーンも十分考えられる。

実績馬が揃った今年の東京盃。ヤマニンチェルキの三連勝なるか、それとも新星の台頭か?JBCスプリントへ直結する注目のスピード決戦が、大井の夜を熱くする。

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